自分にとってのニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を考えてみる
誰かを選べないなら・・・4人でイチャイチャする?
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)について
多くの投信ブロガーの方々が、既に詳細な内容を紹介されているので、ここでは簡単に、僕が感じた印象も交えて紹介したいと思います。
まずアセットアロケーションですが、オーソドックスな4資産を、最近はやりの均等配分したものとなっております。
各資産を個別にニッセイのインデックスファンドで揃えるよりも、信託報酬は少し安く収まるということです。
またリスク・リターンは以下のようになっています。
【2003/03/31 ~ 2015/07/31】
リターン: 6.3%(年率)
リスク :10.3%(年率)
シャープレシオ:0.61
※野村インデックスファンドfunds-iのHPにある投信アシストのポートフォリオ分析で計算しています。
投資方法や資産配分の見極めは難しいもの。
あなたに合った投資スタイルを見つけましょう。
【ポートフォリオ分析】資産構成の見直しをお手伝い。
従来からあるeMAXISバランス(8資産均等)や世界経済インデックスファンドに比べて、国内債券比率を高く設定してあり、どちらかというと守備力を強化した感じのバランスファンドと言えるだろうと思います。
近年の株高傾向を受けて、より値動きの安定した運用をしたいというニーズを意識して設定されたものではないかな?と勝手に想像しています。
もし僕がこのファンドを取り入れるとしてら、コツコツ積み上げていくというよりは、最近懸念されている新興国や下落が続いているリートなど、リスク資産の退避の受け皿としての運用が想定されます。
はて。このファンドは自分にとってどうなのか?
現在、僕は既に下記3つのバランス型ファンドに投資をしております。
- funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型
- eMAXISバランス(8資産均等型)
- 世界経済インデックスファンド
正確にはNISA口座でfunds-i海外5資産バランスにも投資していますが、選択できるファンドが限られているからであって、eMAXISバランス(8資産均等型)の代替みたいなものです。
さすがにコレらに追加でというわけにもいきませんので、どれか1つもしくは2つの代替という感じになってくるでしょうか。
eMAXISバランス(8資産均等)、世界経済インデックスファンドともに、僕の中では攻撃型のバランスファンドなので性格的には少し異なってくると思います。
となると、僕が持つ資産での位置づけとしては、funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型に近いものになると思います。
ちなみにfunds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型のアセットアロケーションとリスク・リターンは以下のようになっています。
funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型のアセットアロケーション
【2003/03/31 ~ 2015/07/31】
リターン: 7.3%(年率)
リスク :10.3%(年率)
シャープレシオ:0.70
ただ過去実績としての数値的に似通ってはいても、為替リスクの影響や内包する投資先にかなり違いがありますので、気分的にもそのまま置き換えとして考えることはできませんね。
まぁそれでも、試しに置き換えてみましょうか。
現在の僕のアセットアロケーションとしては、3つバランスファンドをコアに置き、先進国株式と国内株式をトッピングした形になっています。
これを試しにfunds-i7資産 ⇒ ニッセイバランス4資産均等に置き換えたとすると、こんな感じになります。
まぁ。悪くはないような感じもしますが…
ここまで来ると、バランス型ファンドはニッセイバランス4資産均等の1本で、主要4資産で構成しちゃってもいいような気もします。
しかしながら、国内債券を個人向け国債と現金で、先進国株式を単体ファンドで、国内株式を個別株で。という構成で保有している僕とすれば、単純に先進国債券だけを組み入れればいいだけかもしれませんね。
この金融緩和状態で、国内債券インデックスを、多めに保有することにも、少し抵抗はありますし。
今後アクティブな運用を考えると、状況によってはリスクオフでeMAXISバランス・世界経済 ⇒ ニッセイバランス4資産均等へ、といったことも考えられなくはないですが、その場合はfunds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型になるでしょうね。
結論としてはこんなところでしょうか。
- ニッセイバランスの主要構成資産は、既にそれぞれ独自の投資スタイルで、多くの比率で保有している。
- 現在、3つのバランスファンドへ投資して、広く浅く、より多種の資産のリターンの享受を得る目的で構成しているアセットアロケーションが大きく崩れてしまう。
- あまり国内債券インデックスの比率を高めたくない。
- コア資産およびリスクオフ時の投資先としては、既にfunds-i7資産を取り入れて運用している。
- 現在は、リスク値に応じて投資枠に制限を設けた運用を試みているので、余分な資産の中長期の積立は控えようと考えている。
以上のことから、現状においてはニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、僕にとって投資対象とはならないという結論です。
なんとなく強引にもっていった感は無きにしもあらずですが。僕の場合、かなり変則的な投資スタイルをとっているので、他の方にとってどうか?ってのは全く別物ですけどね。
ニッセイ・バランス(4資産均等)が設定された2015年8月27日を基準点として、そこから2016年1月7日までの基準価額の騰落率の推移を、funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジとの比較で調べてみました。興味のある方は読んでみて下さい。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)と、funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型では、どっちが底堅い? | 富士宮で貯蓄と資産運用
検索流入が思いのほか多いので。 「自分にとってのニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を考えてみる」 という記事に対してのアクセスを、結構多くいただいておりますので、調子にのって、またニッセイ・インデックスバランス・・・ って、名前がなげーよ。 というわけで、以降ニッセイ・バランス(4資産均等)で。 あの記事においては、ニッセイ・バ...
今日のアイキャッチ画像は。
「甘城ブリリアントパーク」から、エレメンタリオの妖精ちゃん達です。
左からコボリーちゃん、ミュースちゃん、サーラマちゃん、シルフィーちゃんです。
マスケット銃で脅され、無理やり連れていかれたデートの目的地は、汚い、やる気がない、楽しくない、まるでダメダメな遊園地だった――。俺様高校生が支配人代行となって送る、テーマパーク再建型コメディ。
彼女達をそれぞれの資産で表現するとしたら、こんな感じでしょうか。
- コボリーちゃん → 国内債券インデックス
- ミュースちゃん → 先進国債券インデックス
- サーラマちゃん → 先進国株式インデックス
- シルフィーちゃん → 国内株式インデックス
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