「eMAXIS Slim」がちょっぴり可哀想な気がする。

エルドライブ:其方美鈴振り返り20170211_sonokata_misuzu_s.jpg

(跡形もなく削ぎ落されてください。)


新たに超低コストインデックスファンドが誕生も冷たい反応も・・・

 アウターガイさんのブログで、eMAXISシリーズから新たに超低コストインデックスファンドが設定されたことを知りました。

 バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩む
 【三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim」シリーズ4ファンドを新規設定】

 しかも他社類似ファンドの運用コストに合わせて業界最低水準の信託報酬を目指し続けるインデックスファドを標榜しています。
 低コスト競争に対しては眠れる巨人だった三菱UFJ国際投信のこの動きに僕としてはかなり好感をもって受けとめてはいるのですが、投信カテゴリー界隈ではどうもイマイチな感じの反応もあるようです。

 なぜゆえに?と思って少し見て回ってみたのですが、この発表がされる前にリーク的に日経記事で取り上げられたらしく、既存eMAXISファンドの信託報酬が下がると期待されていたようで、新規設定されたことに気分を害されている方もいるご様子。

 最近ではニッセイが既存ファンドの信託報酬の引き下げをやっているので、それが当たり前のような雰囲気になっているところもあるのだと思いますが、それにしてもあそこまで冷遇されてしまうのは三菱UFJ国際投信がチョット可哀想な気もします。

 eMAXISシリーズは受益者還元型の信託報酬を導入してはおりましたが、その資産額条件の厳しさから現実的には低コスト競争から一歩引いた姿勢をとっているように見えました。
 この時点で受益者としては別にeMAXISシリーズに拘る必要はなく、他の超低コスト投信に乗り換える選択肢はあったわけですし、納得はしないまでもeMAXISの受益者として現状に妥協できていたはずだと思うんですが。
 それを今更になって・・・ねぇ?と思ったりするわけなんですが。

 まぁ。日経記事によって既存eMAXISファンドでの信託報酬の引き下げに期待や思惑が高まってしまっていた中とあっては、感情的な部分では分からないことはないんですが・・・

 また、積極的に信託報酬を引き下げていくという姿勢ではなく、他社に合わせて業界最低水準というしたたかなところが反感を買いやすくしているのかもしれませんね。
 個人的には市場平均とやらに投資しているパッシブ投資に近い戦略性を感じるんですけどね。


販路拡大が足枷も、そのことの意義はあるのでは?

 eMAXISシリーズは全国の地銀にも販路が拡大していますし、それが足枷になって既存ファンドの信託報酬引き下げを現実的にはできなかったのだろうことは容易に推測することができます。

 ただその一方で、この販路拡大によってeMAXISシリーズがはたしてきた役割はそれなりにあったのではないかと考えています。

 今となっては低コストとは言えなくなってしまっているものの、ちょっと前までeMAXISシリーズはメジャーな低コストファンドの一つでした。
 僕自身も約5年ほど前にeMAXIS先進国株式、eMAXIS新興国株式、eMAXIS TOPIXで投資家デビューしました。

 僕の場合、そもそも証券会社など近くにありませんでしたし、その頃の地銀では低コストのインデックスファンドを取り扱っていなかったですし、個別株式投資にも興味だけはあったりして、結果として最初からネット証券に口座を開いたわけですが。

 もしその頃に地銀でeMAXISを取り扱っていればそこで積立していたかもしれません。
 近くに誰も相談したり聞いたりできない環境にあって、ネット証券の口座開設は僕にとってはとても勇気がいることでしたし。

 eMAXISのように地銀でのインデックスファンドの取り扱いというのは、確かに結果として足枷となりうる部分もあるのですが、インデックスファンドというものを身近な投資対象にできるようにしてきたという意味では大いにその意義はあるのだと思います。
 僕が投資を始める時に読んだ、いくつかのインデックス投資の本でも紹介されていたのがeMAXISシリーズだったりしましたし、投資初心者にとっても手は出しやすいファンドだったと思います。

 既存受益者の切捨てといった厳しい意見も見られたりしますが、受益者はネット証券だけにいるわけではありませんし。
 既存ファンドの信託報酬引き下げを無理に押し通せば、新規の積立などの取り扱いをやめてしまうところも出てくるかもしれません。
 販売会社の利益を含めそういった多くのモノを守るために、住み分けを図った「eMAXIS Slim」の新規設定は妥当なところなんだろうと僕自身は考えています。

 またそのような販売会社への配慮は信託報酬の内訳にも表れているようにも思えます。
 
 信託報酬(年率・税抜)
合計販売会社委託会社受託会社
eMAIXS Slim
先進国株式
0.200%0.090%0.090%0.020%
ニッセイ外国株式0.200%0.080%0.100%0.020%
たわら先進国株式0.225%0.100%0.100%0.025%
iFree外国株式0.210%0.080%0.110%0.020%

 ニッセイiFreeあたりを考えれば販売会社分を0.08%で設定してもよさそうなものなのに、あえて0.09%に設定しているあたりが。
 当然ながら三菱UFJグループでも販売しているからってもあるんだろうし、将来的に他ファンドへ追随するときのために余裕を残しておくってところもあるんだろうと想像しますが、少なくとも自分たちの取り分よりは低く設定してこないあたりが、いかにも財閥系らしいなと。

 まぁ。だけど。
 ブランドネームが捨てがたかったんだろうと思いますが、eMAXISシリーズを踏襲せずに、新しくネーミングをつけた方が収まりは良かったように感じます。
 「Slim」ってのも、余分なモノを削り落とすといったイメージがあって、まぁ確かにその通りなんでしょうけど、ストレートすぎて正直どうかと思いますし。
 そういったセンスも含めて三菱財閥系なのかもしれませんが。


今日のアイキャッチ画像は。

 「エルドライブ」から、其方 美鈴(そのかた・みすず)ちゃんです。

 ちょっぴり男顔的なところが気になるものの、はやみんの毒舌ヴォイスがそれを補ってあまりあります。でももう少しデレが欲しいところです。

 変身するとなんか天使みたいな翼が生えるのですが、美鈴ちゃんのバックボーン的なものが影響しているのでしょうか?気になるところではあります。

 ただ内容的には子供向けのアニメと大差ない感じ。
 変身シーンとはやみん声がなければ視聴していないだろうと思います。


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Tags   eMAXISインデックスファンド  エルドライブ  其方美鈴 

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